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May 18, 2009

リサイクルシート

今回はリサイクルのお話です。

最近の主な流れとして、アパレル界では「FREITAG」とうバッグブランドからリリースされている中古のトラックの「ほろ」を使用したメッセンジャーバッグやバックパックから始まった、中古車部品からのリサイクル運動(御商売)が主流になってきています。

自転車のチューブを使ったバッグなどもその一つですよね。

日本でもそういった活動をしている若い会社があり、トラックのタイヤのチューブを使ったバッグ等をリリースしています。

そういった類の一つとして、こちらの会社では中古車のシートベルトを使用したその名も「Re-Belt」という商品があります。
元々、シートベルトは劣化する部分が少ない為、色焼け以外の場所さえ除けばほぼ新品として使える為、目のつけどころがとても良い商品の一つですよね。


財布はライニングに革を使用していて、クオリティも高めです。

このシートは日産フェアレディZ-GZ32という車で実際に使用されていたシートをリサイクルしたものなんですが、人間工学を牽引してきた自動車産業だけに、座り心地は相当良さそうです。

ここからリリースしている商品の中には、持込で自分の車のシートをデスクチェアーにすることもできるとの事。
僕も今使っている車のシートをスポーツシートに交換する計画で、今までつかっていた純正のシートにたっぷりの愛着があるため、どうしようかな?と考えていたところだったので、こちらにお願いするつもりです、多分。
でも家に車のシートを使用した椅子がある人って、基本は車好きしかいないのかも知れないですが。
(因みに交換するスポーツシートはレカロのハーフバケットで思案中。)

たまに古いエンジンのシリンダーヘッドを使った灰皿などもアメリカのフリマで見かけますけど、やっぱり格好よし。
昔の工業製品って、何故かそこにあるだけで自己主張があるんですよね。


リサイクルの一環として、弊社でも扱っているブランドがあります。

既に今期の弊社展示会で各バイヤーさんに見ていただいたアメリカのLA発のバッグブランド「J.AUGUR DESIGN」。
デザイナーのJudyとは家族ぐるみで付き合いも長いのですが、今回彼女が来日したときに行った日本の古いお寺でも彼女の目に留まったものは、やはり100年以上経っている古い屋根だったり、木の柱や金属だけでした。

そんな彼女の思考・創作する作品は全ていわゆるヴィンテージの生地からリビルド(再構築)されています。


こちらの写真のバッグは60`s~70`sの工場で使用されるはずだったベルトコンベア用の生地をデッドストックで購入し、そこにウオッシュ加工したものです。
ベルトコンベアの色に赤・紺・緑といった発色の良い物を使っていた工場って、何作っていたところなんだろうと想像しますが。
他にも機関銃のマガジンラックをリビルドして財布(写真参照)にしたり、使用してるパーツの一点一点が50`sのミリタリーのレザーパーツだったり。

既存するもの・既存してきたものをリサイクルするという基本理念を元に、ラルフローレンのヴィンテージセクションのデザイナーでもあるJudyがプライベートブランドで、高いクオリティを保ちつつ、一点一点をどうやって構築していくのかが、日本の正規代理店をしている僕らの毎シーズンの楽しみだったりします。

Makoto


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