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May 11, 2009
「マゴットセラピー」
草薙君の事件では原宿警察署の前を報道陣が列を作り、Forever21のオープンでも一般のお客様が原宿警察署まで列を作る、そんな嵐の様なゴールデンウイークも過ぎ、少し落ち着いた感がある原宿界隈です。
毎回、洋服の話だけではつまらないので、今回は少し真面目な話を。
近年、科学の進歩やインターネットの普及に伴い地球温暖化問題が浮上し、それに対応すべくハイブリッドカーやエコブームといった第三次産業革命と言っても良いほどの「人間のエゴの上塗り」時代に移行している今、BACK TO THE NATUREやPRIMITIVE(プリミティブ)といったキーワード=自然に帰ることがもてはやされています。
勿論、僕もそんなキーワードをもてはやしている?一人なので、今回はプリミティブ(原始的)な医療の話。
「マゴットセラピー」という医療をご存知でしょうか?
古くはオーストラリアの原住民アボリジニが数千年前から行っている医療で、1990年代、抗生物質の多用乱用により感染性潰瘍が出現し、治療に難渋することとなりました。
そこで再登場したのが「マゴットセラピー」です。
糖尿病が悪化して完全に腐ってしまい切断しなければならない体の部位にウジ(ハエの幼虫)を使って人間の懐死組織を溶かし、傷口を綺麗にし、治癒を促すという、極めてプリミティブ(原始的)な治療。
もちろん手や足を切断することを免れた症例が数多く実在しているそうです。
「ウジ」というイメージはあまり良くないですよね。
死んだ人間にウジが湧くという言葉で連想させるあのウジが、実は身体に良いなんて今の時代に完全にフィットしないですし。
でも実際に自分の腐ってしまった傷口に無菌ウジを(3週間程)住ませてあげるだけで、手の施し様がなかった傷口が綺麗になった患者さんからすれば、ウジ=気持ち悪いではなく、ウジ=可愛いになるそうです。
僕も抗生物質だって飲むし、科学の恩恵を受けてる一人。
でも科学が進歩すればするほど、病気も進化してしまいます。
インフルエンザなどが、良い例ですよね。
この悪循環を断ち切るか如く、再登場した「マゴットセラピー」。
今注目されている医療の一つが紀元前から絶えず施行されてきた治療というのは、まさにBACK TO THE NATUREでありPRIMITIVE。
と、いうことで今回は「マゴットセラピー」を紹介させてもらいました。
Makoto
追記:
本当は実際に治癒した写真などを載せた方が良いのですが、ちょっとエグいので調べたい方は下記のアドレスからどうぞ。
http://www.icn-jp.com/%7Ejmc/index.html