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May 25, 2009

「JAD-TEXTILE(生地)」

あまり知られていない話なのですが、実は「J.AUGUR DESIGN(以下JAD)」でどんな生地が使われているか?という事が、一部に注目されています。

JADの代表的な生地というと、アメリカの先住民のインディアンが代々作ってきたヴィンテージの^「ナバホラグ」と言えます。

5年前の段階でさえ高かったのに、今では彼女の顧客でもあるアメリカ企業との取り合いにさえなってるほど、高騰しています。
ちなみにそこはお互い大人同士、仲良くやってるらしいですが。

次に注目された生地は「サティーロ」と弊社でよんでいる、メキシカンラグです。

Judyが使っているサティーロは基本的に70`s以前に作られたものばかりを使用しています。
これも3年ほど前に、某アメリカ企業にバッグの依頼を受けた際、サティーロを使ってよいか?という内容を打診したところ、「うちはアメリカをフューチャーしてるので却下。」という答えがあり、企画倒れになったそうですが、去年の弊社展示会では大当たりしました。
後日談として、今では企画倒れになったその企業もショーウインドウで大々的に使っているそうです。

そして次の秋冬のシーズンからJADからリリースされる生地がこちらになります。

この生地はいわゆるビクトリアンが主流だった1920~1930年代の後、第二次世界大戦で物資がそこをついたころにその当時残っていた生地を寄せ集めて作られたパッチワークで、使う場所によって全く違う見た目になるのが、この生地の良いところです。
(生地の印象としては少し女性的ですが。)

各地方の取り引き先店舗からも好評で、完売必死です。

来期のデリバリーが始まるのが今年の7月からなので、今のうちに予約しておくのも一つの手ではないでしょうか?

Makoto

May 18, 2009

リサイクルシート

今回はリサイクルのお話です。

最近の主な流れとして、アパレル界では「FREITAG」とうバッグブランドからリリースされている中古のトラックの「ほろ」を使用したメッセンジャーバッグやバックパックから始まった、中古車部品からのリサイクル運動(御商売)が主流になってきています。

自転車のチューブを使ったバッグなどもその一つですよね。

日本でもそういった活動をしている若い会社があり、トラックのタイヤのチューブを使ったバッグ等をリリースしています。

そういった類の一つとして、こちらの会社では中古車のシートベルトを使用したその名も「Re-Belt」という商品があります。
元々、シートベルトは劣化する部分が少ない為、色焼け以外の場所さえ除けばほぼ新品として使える為、目のつけどころがとても良い商品の一つですよね。


財布はライニングに革を使用していて、クオリティも高めです。

このシートは日産フェアレディZ-GZ32という車で実際に使用されていたシートをリサイクルしたものなんですが、人間工学を牽引してきた自動車産業だけに、座り心地は相当良さそうです。

ここからリリースしている商品の中には、持込で自分の車のシートをデスクチェアーにすることもできるとの事。
僕も今使っている車のシートをスポーツシートに交換する計画で、今までつかっていた純正のシートにたっぷりの愛着があるため、どうしようかな?と考えていたところだったので、こちらにお願いするつもりです、多分。
でも家に車のシートを使用した椅子がある人って、基本は車好きしかいないのかも知れないですが。
(因みに交換するスポーツシートはレカロのハーフバケットで思案中。)

たまに古いエンジンのシリンダーヘッドを使った灰皿などもアメリカのフリマで見かけますけど、やっぱり格好よし。
昔の工業製品って、何故かそこにあるだけで自己主張があるんですよね。


リサイクルの一環として、弊社でも扱っているブランドがあります。

既に今期の弊社展示会で各バイヤーさんに見ていただいたアメリカのLA発のバッグブランド「J.AUGUR DESIGN」。
デザイナーのJudyとは家族ぐるみで付き合いも長いのですが、今回彼女が来日したときに行った日本の古いお寺でも彼女の目に留まったものは、やはり100年以上経っている古い屋根だったり、木の柱や金属だけでした。

そんな彼女の思考・創作する作品は全ていわゆるヴィンテージの生地からリビルド(再構築)されています。


こちらの写真のバッグは60`s~70`sの工場で使用されるはずだったベルトコンベア用の生地をデッドストックで購入し、そこにウオッシュ加工したものです。
ベルトコンベアの色に赤・紺・緑といった発色の良い物を使っていた工場って、何作っていたところなんだろうと想像しますが。
他にも機関銃のマガジンラックをリビルドして財布(写真参照)にしたり、使用してるパーツの一点一点が50`sのミリタリーのレザーパーツだったり。

既存するもの・既存してきたものをリサイクルするという基本理念を元に、ラルフローレンのヴィンテージセクションのデザイナーでもあるJudyがプライベートブランドで、高いクオリティを保ちつつ、一点一点をどうやって構築していくのかが、日本の正規代理店をしている僕らの毎シーズンの楽しみだったりします。

Makoto

May 11, 2009

「マゴットセラピー」

草薙君の事件では原宿警察署の前を報道陣が列を作り、Forever21のオープンでも一般のお客様が原宿警察署まで列を作る、そんな嵐の様なゴールデンウイークも過ぎ、少し落ち着いた感がある原宿界隈です。

毎回、洋服の話だけではつまらないので、今回は少し真面目な話を。

近年、科学の進歩やインターネットの普及に伴い地球温暖化問題が浮上し、それに対応すべくハイブリッドカーやエコブームといった第三次産業革命と言っても良いほどの「人間のエゴの上塗り」時代に移行している今、BACK TO THE NATUREやPRIMITIVE(プリミティブ)といったキーワード=自然に帰ることがもてはやされています。
勿論、僕もそんなキーワードをもてはやしている?一人なので、今回はプリミティブ(原始的)な医療の話。

「マゴットセラピー」という医療をご存知でしょうか?

古くはオーストラリアの原住民アボリジニが数千年前から行っている医療で、1990年代、抗生物質の多用乱用により感染性潰瘍が出現し、治療に難渋することとなりました。
そこで再登場したのが「マゴットセラピー」です。

糖尿病が悪化して完全に腐ってしまい切断しなければならない体の部位にウジ(ハエの幼虫)を使って人間の懐死組織を溶かし、傷口を綺麗にし、治癒を促すという、極めてプリミティブ(原始的)な治療。
もちろん手や足を切断することを免れた症例が数多く実在しているそうです。

「ウジ」というイメージはあまり良くないですよね。

死んだ人間にウジが湧くという言葉で連想させるあのウジが、実は身体に良いなんて今の時代に完全にフィットしないですし。
でも実際に自分の腐ってしまった傷口に無菌ウジを(3週間程)住ませてあげるだけで、手の施し様がなかった傷口が綺麗になった患者さんからすれば、ウジ=気持ち悪いではなく、ウジ=可愛いになるそうです。

僕も抗生物質だって飲むし、科学の恩恵を受けてる一人。
でも科学が進歩すればするほど、病気も進化してしまいます。
インフルエンザなどが、良い例ですよね。
この悪循環を断ち切るか如く、再登場した「マゴットセラピー」。

今注目されている医療の一つが紀元前から絶えず施行されてきた治療というのは、まさにBACK TO THE NATUREでありPRIMITIVE。

と、いうことで今回は「マゴットセラピー」を紹介させてもらいました。

Makoto

追記:
本当は実際に治癒した写真などを載せた方が良いのですが、ちょっとエグいので調べたい方は下記のアドレスからどうぞ。

http://www.icn-jp.com/%7Ejmc/index.html


「Losthills-09FALL&WINTER-CATALOG」

季節的に少し気の早い感もありますが、今回は弊社カタログの来期秋冬商材のスタジオ撮影での模様を紹介しようと思います。

まずは撮影当日に有志で集まっていただいた方々を紹介します。

「一見すると怖そう、でも喋るととてもナイスキャラなカメラマン戸越さん」
「そんな戸越さんのスーパーアシスタント、でも大酒飲み?年下キラー?のカメアシひろこちゃん」
「人にはメイクするのに自分には一切メイクをしない、素肌美人のメイクアップアーティストまりちゃん」
「細かい気遣いができる無口な仕事人、スタイリスト雄三」

モデルは「ドイツ人のジャフマン・ベルギー人のアレックス」
弊社からは「プレスのBOB」

以上を中心にして撮影は進みました。



僕自身にはスタジオ撮影をオーガナイズした経験もなかった為、どうなるかと思っていましたが、そこは流石プロフェッショナルな面々。
ほとんど何にもすることなく、適度な緊張感と和やかな雰囲気の中で無事に一日で撮り終えることができました。

皆様、お疲れ様でした。
おかげで一発目にしては、クオリティの高いカタログを作ることが出来ました。
休み返上でお付き合い頂き、有難う御座います。

また皆で飲みに行きましょう!!

Makoto

May 01, 2009

古都からの便り

去年の秋、彼女と二人で京都旅行の折に、訪れたお漬物屋さんでのやりとり。
(因みに伊勢屋さんには今までにも何度かお世話になっています。)

奥谷「お久しぶりです、奥谷です。またキャベツのぬか漬けを買いに来たんですが。」
漬物屋さん「奥谷さん、すいません。キャベツはもう美味しいシーズンではないので、今はもう販売していません。」
奥谷「えー、せっかくキャベツ買いに京都に来たのにー。」

という会話の後、来年の春に「春キャベツのぬか漬け」を作り始めるので、その時に連絡を頂けるという答えを頂きました。
その後、季節は流れ4月まで弊社の展示会も重なり、「春キャベツのぬか漬け」の事は頭から抜け落ちた頃、京都からメールと小包が届きました。

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有)ロストヒルズ 奥谷誠 様

いつも有り難うございます。
京つけもの きよみず 伊勢屋」の打田です。
遅くなりましたが、本日「春キャベツ」を原宿店にお送りさせていただきました。
宜しくお願いいたします。

梅雨の季節になるまでが暑くもなく寒くもなく、京都に来られるには一番おすすめです。お店でお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

京つけもの きよみず 伊勢屋
打田 昭則
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写真でご紹介させていただいた通り、すでに完食です。
美味かったー!


こちらの「京つけもの きよみず 伊勢屋」の打田夫妻は、とても気さくなお二人で、旦那さんと僕とは同年代で車好きという共通の趣味もあり、初めてお会いした時から仲良くさせてもらっています。
「水炊き鍋の美味しいところってありますか?」という全く漬物と関係ないことまで、家族総出でいろいろ調べていただいたことがあるぐらいです。

打田御夫妻、今回は何から何まで有難う御座いました。
忘れた頃に季節を感じれる美味しい物が届くことが、こんなに嬉しい事とは知りませんでした。

今月中に必ず寄らせていただきます、週末に。
(Capri田中さん、Hi-Harlem高木さん、週末に寄らせていただきます。笑)

Makoto